
そんな悩みを解決します。
ラグジュアリーブランドに憧れを持って「自分も働きたい!」とそう思っている人も多いと思います。
私の場合、高卒からアパレルの世界に入り、将来のことを深く考え出した24歳でラグジュアリーブランドへ転職しました。
アパレル経験があったので謎の自信に満ち溢れていたのですが、結果的言うと自分の力だけでの転職は難しかったと思います。
というのも、実際に転職活動を初めた時に思ったのは、かなりの経験者や年齢層が低くても20代後半の方ばかり・・・
自分で応募したものは全て書類選考の時点で落とされていました。
「ラグジュアリーブランドは簡単には合格できない」と初めて知った瞬間でした。
本記事では、そんな私がヤングブランドからラグジュアリーブランドへの転職を成功させた方法と、ラグジュアリーブランドを経験してわかったことを紹介します。
本記事を読み終えれば、自分がどう動けばいいのかが明確になり、結果的には転職に有利な環境が構築できます。是非参考にしてみてください。
ラグジュアリーブランドは年齢が高いほど説得力が増す世界
新卒や、未経験からラグジュアリーブランドへ転職を考えている人もいるかもしれません。
先に結論を言ってしまうと、新卒やアパレル未経験はかなり厳しい戦いになりそうです。
それにはちゃんと理由があります。
- 高額商品を取り扱うから
- お客様の年齢層も高くなるから
- 信用が物を言う仕事だから
- ブランドの歴史や知識が必要だから
ラグジュアリーブランドでは、
「こんな若者に商品の良さがわかるわけない」
「なんだか説得力がないな・・・」
そう思われてしまう世界なのです。
24歳の私がラグジュアリーブランドに転職した理由
当時24歳の私がラグジュアリーブランドに転職したのは、多くのメリットがあると感じたからです。
ラグジュアリーブランドでの仕事は、アパレル業界のトップとも言っていいほど。
1つずつみていきましょう。
1.アパレル業界の中でも基本給与が高め
ラグジュアリーブランドは外資系が多く、基本給が一般的なアパレル業よりも高い傾向にあります。
福利厚生はもちろんの事、ボーナスの支給まであるブランドが多いのも特徴です。(アパレル店員全体の7割はボーナスなしだと言われています)
また、ラグジュアリーブランドは実力社会。やればやっただけ給与が貰える「インセンティブ制度」も多い業界。



ブランドによって多少の違いはあるものの、年齢や経験、実力に応じて給与のステップアップも反映されやすいのは魅力ですよね。
2.将来的に歳を重ねても続けられる職業
本記事でも「年齢が高いほど説得力が増す世界」だとお伝えしましたが、ラグジュアリーブランドは年齢を重ねて行った方が力を発揮しやすい世界です。
つまり、ラグジュアリーブランドに就職したらそのままずっと販売員として将来を見ても成り立つ仕事なんです。
経験が長くなればなるほど頼りにされますし、お客様からの信頼も厚い人材になれます。
こういった人材こそ、ラグジュアリーブランドが本当に求めている人材です。
こんなことを思ったことはありませんか?
- アパレル職の将来が不安になった
- 販売員としてステップアップしたい
- 洗練された環境で働きたい
- 年齢が武器になる仕事を探してた
そんな人は「ラグジュアリーブランド」を目指して正解です。
私がラグジュアリーブランドに転職できた方法はこの記事後半で解説しています!
アパレル店員の将来性について心配な方はこちらの記事もおすすめです。
アパレル店員の働く年齢についても解説しています。
関連記事 アパレル販売員の将来って?歳とったらどうなる?キャリアアップが重要です。


3.意識高い環境に身を置くことで自分自身の成長へ
当時すでにヤングブランドで約6年働いていた私としても
「ある程度経験してるし、なんだかんだラグジュアリーブランドも余裕っしょ!」
と思っていました。
ところが実際に働いてみると
・客層が全く違う
・扱う商品のレベルが違う
・商品の扱い方が違う
・お包み方法まで違う
・接客トークを変える必要がある
・マナーには今まで以上に注意
・ブランドの歴史
・素材の知識
・外商の存在
など、アパレル経験が豊富であっても様々な細かい決まりに少し戸惑った経験があります。
それだけ価値のある商品を扱うわけなので、細かい部分とはいえ仕事としてできて当たり前の状態にしていかなければいけませんよね。
このように、ラグジュアリーブランドでの新たな経験は、自分自身の成長にも繋がりますし、もしラグジュアリーブランドから環境を変えたとしても間違いなく役に立つ経験だと思います。
ラグジュアリーブランドで働くために必要なスキルとは?
特別必要なスキルというのはブランドによって多少変わってきます。
ただ私が実際に働いてみて、あると良いと感じたスキルは以下の通りです。
こう見るとすごく大変そうですが、私が実際に転職した時はどれもできていませんでしたから、転職後に着々と学んでいけば問題ありません。
1つずつ解説してみます。
接客マナーを極める
元々アパレル販売員の経験があれば、ある程度の接客マナーはわかると思います。
ただ、私のようなヤングブランド出身の場合は今まで「テンション+ある程度の知識」でうまく売れていたかもしれませんが、今度はそう簡単ではありません。
ラグジュアリーブランドでカジュアルな対応をしている販売員も、その奥には高級店ならではの「接客マナー」を身につけた上でできることです。
- 丁寧な動作
- 言葉遣い
- 身だしなみ
- 立ち居振る舞い
今までのような「丁寧な対応」以上のレベルへ、スキルを上げていく必要があります。
マテリアル(素材)とブランドの知識
高級素材を使う高額商品が並ぶため、お客様から素材に関する質問は結構多いです。
ブランドを知らないお客様も、興味が湧いた時にブランドについての質問をされます。
特にお客様からよく質問される事は
素材に関して
・洗濯はどうすればいい?
・色落ちはどう?
・どれくらい強い素材?
ブランドに関して
・どこの国のブランド?
・いつできたブランド?
・何が特徴のブランド?
など。
このような質問にその場ですぐ答えられなければお客様も不安になりますよね。
このような質問は、普段はあまり高額商品を買うことのない新規のお客様が質問してきます。
逆を言えば、自分の顧客様作りのタイミングでもあるのです。
うまく活かせば顧客様になってくれる可能性もあるし、もしごまかそうとすれば違和感を抱きブランドに悪いイメージがつくでしょう。
素材やブランドへの知識はできるだけ早めに習得することをおすすめします。
ブランド世界観を壊してはいけない
素晴らしいのはそのブランドの商品であって、販売員はその世界観を壊してはいけません。
アパレル業界に限らず販売員なら共通することですが、外資系高級ブランドとまでなると世界観のレベルが違います。
自分に壊す気がなくても、ブランドの世界観や販売員の対応を気にするお客様も多くなるので、絶対に避けられない部分です。
店頭着用品に関しても、黒いジャケット着用が定められているだけの場合もありますし、全身お店にある商品でないといけない場合もあります。
英語はできた方が圧倒的に有利
ラグジュアリーブランドは実力主義の世界なので、外国人の対応もできる方が評価も高いです。
ブランドの売上に貢献するためにも、インセンティブを多くもらう為にも、どちらにせよ英語はできて損はありません。
先輩は「3ヶ月だけ日本に出張に来ているイギリス人」と意気投合し、そのイギリス人の方は毎週のように来店されて何かしら購入していました。
外国のお客様もどれだけ掴めるかによって、ラグジュアリー販売員としての給与も、将来も変わっていきます。
【知らないと大損】ラグジュアリーブランドへの転職方法とは?
私は将来的にもずっと活躍できるアパレル関係の仕事を探して、ラグジュアリーブランドへ転職しました。
とはいえ、私1人きりで求人を見つけ、面接を受け、見事合格!給与UPサイコー!というわけではないんです。
全て書類選考で落とされた私は、1人きりでの転職活動の「効率の悪さ」を感じ、転職エージェントを頼ってみることにしたんです。
これが好条件で転職できたきっかけになりました。
私が転職時にやったこと
正直、これがなかったらいつ合格できていたかもわかりません。
アパレル経験者はもちろんのこと、未経験者の方も転職エージェントは絶対利用した方が自分の為になります。
よくネットで求人検索してみると「なんでこんな似たような求人ばかりなんだ…」なんてことありませんか?
それは正直誰にでもできる求人が多いからです。
ラグジュアリーブランドの場合、誰でも応募できる場所にはあまり求人を掲載していません。(ブランドにもよります)
理由は、企業側が「応募してくる人材を見極めたい+面接の手間を短縮したい」から。
一般求人に出す求人には応募が殺到しやすいので、精査にも時間がかかってしまうのが企業にとってはマイナスなんだそうです。
じゃあどこに求人を出しているかというと、アパレル専門の転職エージェント。
このへんの情報も「
なので、転職エージェントが持つ「非公開求人」を知ってからの私は、一般的な求人サイトはほぼ見ていません。
一般的な求人サイトで良い求人を見つけようとすればするだけ、時間の無駄だと気づいたからです。
ラグジュアリーブランドに転職を考えているなら、転職エージェントの利用は間違いなく必須ですよ。
非公開求人に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事 アパレル就職・転職者が利用すべき「非公開求人」の3つのメリット|非公開の理由も解説


チャンスを掴むための行動|クリーデンスの求人を見る
転職エージェント「クリーデンス」は求人全体の70%〜75%は非公開です。一般求人サイトでは見ることができません。
クリーデンスについて、具体的な特徴は以下の通り。
登録者数 | 求人企業 | 公開求人数 | 非公開求人数 |
14万人以上 | 2800社以上 | 1000件以上 | 9000件以上 |
この非公開求人の中には、あなたにぴったりな求人や、他でもあったけどさらに条件の良い求人があるかもしれません。
なぜなら応募をかける企業側としても、
一般的な求人に掲載するより、アパレル専門の転職エージェントに掲載した方が欲しい人材がヒットする
と思うからです。
もっとわかりやすく言えば、自社で直接面接する前に転職エージェントを通して、欲しい人材だけを”ふるいにかける”ような感じ。
結論、「クリーデンス」でしか扱っていない求人もたくさんあるということです。
ただここで注意しておきたいのは、私が利用した「クリーデンス」は、アパレル経験者を対象としてサービスを行っています。
なのでアパレルをかじったレベルや、アパレル未経験者はサービス対象にはなりません。
しかし、せっかくやりたいと思った仕事です。諦める必要はありません。
未経験者にも対応している転職エージェントがありますので、そちらも含めて次で紹介していきます。
【厳選】私が利用したオススメ転職エージェント2選!
転職エージェントはそれぞれ特徴が異なり、サービス内容に差が生まれます。
その為、1つだけの利用よりも複数の利用が1番有効です。
私も転職の際に利用した、アパレル専門の転職エージェント「クリーデンス」と、関東圏に特化したアパレル転職エージェント「ファッショーネ」です。
①アパレル専門転職エージェント「クリーデンス」
クリーデンスの特徴
- 利用費は全て無料
- 全体の70%が非公開求人
- 販売以外にも職種が豊富
- 対応エリアは全国規模
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対応までフォロー
- 給与交渉もしてくれる
- 安心のアフターケア
「クリーデンス」の非公開求人には大手のアパレル会社の求人が多いのも嬉しいポイント。
言い換えれば「福利厚生もしっかりしていて、給与も高めの水準の求人が多い」ということです。
今まで積み重ねてきたクリーデンス独自のデータベースから履歴書・職務経歴書の添削もしてくれます。
自分の環境を変えられるのは自分自身です。まずはどんな求人があるのか、少しだけ見てみるところから始めてみるのもいいと思います。
\アパレル経験を活かすなら!/
※転職エージェントは完全無料の転職支援サービス
まずは相談からもOK!
②アパレル求人・転職エージェント〈ファッショーネ〉
関東に特化しているので、関東以外の人には向いていないのがデメリット。
しかし、あなたが関東圏で仕事を探しているなら利用しない理由が見つかりません!
ファッショーネの特徴
- 利用費は全て無料
- 販売以外にも職種が豊富
- 対応エリアは関東圏のみ
- エージェントの素早く丁寧な対応
- 無理に転職を勧めてくることはない
- 地域ごとの専任コンサルタントが提案
- 豊富な職種や、独占求人が多数
- 面談か電話どちらかでコンサル可能
”関東圏のみ”という縛りがあるものの、関東圏に住んでいるなら利用して損はありません。(というか元々完全無料なので損することは間違いなくありません)
\関東限定!アパレル未経験なら!/
※転職エージェントは完全無料の転職支援サービス
まずは相談からもOK!
ラグジュアリーブランドでの仕事には夢がある|まとめ
ラグジュアリーブランド販売員は、自分の成長と、給与UP、さらにインセンティブによる効果でアパレル販売職でも年収600万も目指せます。(直属の先輩が600万以上でした)
今現在販売員をしている人なら、ステップアップとしてラグジュアリーブランドを選ぶのはとても良い選択だと思います。
細かなマナーや、客層の違いに戸惑うこともあるかもしれません。
しかし、それは間違いなくあなたの成長に繋がります。
私はアパレル業で働き続ける人を全力で応援しますよ!
利用すべきアパレル転職エージェント
本記事では以上になります。一緒にアパレル業界で頑張りましょう!
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