
アパレル業界で11年勤めていたウラタです!
僕が販売員の頃よく聞かれたのが、
スニーカーサイズの選び方はどうしたら…
人によって言うこと違うから困るんです…
という質問。
ハッキリしない感じがモヤモヤしますよね‥
そんな時に僕が毎回お伝えしていたのは、
捨て寸〈足の実寸 +1.5cm〉が重要です!
ということ。
スニーカーのメーカーや、種類によって多少の違いはあるものの、基本的にはこれを守ればちょうど良く履けますよ!
ということで今回は、絶対に失敗しないスニーカーサイズの選び方をわかりやすくご紹介します!
では、さっそくいきましょう!
基本的なスニーカーサイズの選び方


一般的にスニーカーサイズの選び方は、
つまさきに〈 1cm〜1.5cm 〉程度の空間を作るのが理想
と言われています。



この空間により、最高の履き心地や気持ちの良いフィット感を得られるわけですね!
そして、この空間のことを〈 捨て寸 〉と言います。
捨て寸なしでの歩行は窮屈過ぎるため、靴ずれや外反母趾などといった症状の原因にもなります。
この捨て寸を考慮してサイズ選びをすればまず失敗はないというわけです。
これだけ!簡単ですよね!
また、試着できる場合にはもう少し確認すべきことがあるのでご紹介します。
サイズ選びで失敗しないスニーカー試着時の確認項目3つ
試着時のサイズ確認項目はルーティーン化するのがおすすめです!
僕がおすすめする確認項目は以下の3つ。
- かかとに人差し指・親指を入れる
- 靴ひもを締めて再度確認
- その場で歩いて確認
①から順に解説していきます!
スニーカー試着時の確認項目3つ
① かかとに人差し指を入れる
基本的なスニーカーサイズの選び方として〈 捨て寸 〉をお伝えしましたよね。
その捨て寸は指を差し込むことで確認できます。
僕の指で言うと…
人差し指 = 1.5cm
ですので、僕は毎回かかとに人差し指を突っ込んで確認するようにしています。
だいたいの人が指で確認できると思いますので、ぜひ自分の指の太さを確認してみてください!



正確でなくとも、だいたいは確認できるようになりますね!
スニーカー試着時の確認項目3つ
② 靴ひもを締めて再度確認
①の工程を終えたら靴ひもを締めてみましょう!
靴ひもを締めてみて、そこから以下のような部分を考えていきます。
- 捨て寸は1cmがいいのか、1.5cmがいいのか
- 穴は一番上まで締めるのか締めないのか
- ひもを締める強さはどれくらいがいいのか
これは好みにもよるので色々試してみましょう!



でもこれ毎回考えるの面倒ですよね…
なので、僕はだいたい決めています。
僕のスニーカー試着ルール
- 靴ひもは一番上の穴には通さない
- 締める強さは痛くないところまで
- 捨て寸は基本的に1.5cmで固定
僕がスニーカーを履く時はだいたいこうなので、試着時もこの項目を実行し確認するだけで済むようにしています。
それでもしも「なんか違うなぁ〜」と思ったらサイズを変えて試着する感じです。
スニーカー試着時の確認項目3つ
③ その場で歩いて確認
これが最終確認であり、超重要項目です!
結局サイズ感が影響するのは歩いた時なので、しっかり検証しましょう!
- 足のサイドが当たって痛くならないか?
- かかとが抜け過ぎる感覚はないか?
- つま先が曲がった時に当たって痛くないか?
以上の3つは必ず意識して確認するのがおすすめ。
スニーカーサイズの選び方
もしも買った靴が小さかったら?大きかったら?の対処法
最善を尽くしても、思ったよりサイズが小さかったり大きかったりすることもありますよね。
正直、小さかった時の対処法に関してはこれしかありません…
買ったスニーカーのサイズが小さかった場合
対処法としては、
フリマアプリで売る
もうこれしかないと思います。
新品で購入したばかりで追加料金が発生するのも泣けますよね…
だったらフリマアプリで売って少しでも買い直すお金が戻ってくる方が最善かと思います。



逆に、大きかった場合なら簡単に対処可能なんですけどね!
買ったスニーカーのサイズが大きかった場合
大きかった場合の対処法は、
インソールを入れる
だいたいはこれで対応できちゃいます。
インソールにもかなりの種類がありますよね。
- 健康系のインソール
- 身長を盛る厚めのインソール
- 気持ち良いクッションインソール
少し大きかったな〜くらいなら健康系か、クッション系のインソールがおすすめです。
深さのあるスニーカーで大きすぎた場合には、この際なので身長が盛れる厚みのあるインソールを入れてみてはいかがでしょうか。
スニーカーサイズの選び方
あえて捨て寸以上に大きめのサイズを選ぶ人たち


人によって基本サイズよりももっと大きめのサイズを選ぶ人たちがいます。
その理由は以下の4つが考えられます。
- 見た目のバランス的に
- インソールを入れたいから
- 流行ファッションによる影響
- ブランドの特色による理由
捨て寸以上の大きめサイズを選ぶ理由
① 見た目のバランス的に
身長に対して足が小さかったり、全体のバランスを整えるためにスニーカーのサイズを上げる人達もいます。



実は僕もこのパターン。
僕は身長172cmに対して足の実寸は25cm。
(全国平均の男性の身長は172cmが一番多く、それに対する足の平均値は25.5cm~26cm。)
この時点ですでに平均値よりも0.5cm〜1cm足の実寸が小さいことがわかりますね…
普通に捨て寸計算でサイズ選びをすると、全体で見た時に足だけ小さく見えてしまって僕の理想ではないんですよね。
なので僕がスニーカーのサイズを選ぶ時の基本はこうです。
履き心地やフィット感を重視なら
捨て寸(+1cm〜1.5cm)計算で26.0cm〜26.5cmでちょうど良いサイズ
見た目のバランス重視なら
足の実寸+2cm〜2.5cm、さらに〈 厚手の靴下 〉で履き心地やフィット感を調整
このように、僕はスニーカーによってはわざと捨て寸以上のサイズを選ぶこともあります。
長年アパレル販売員をしていたので、見た目に関しては流行や理想に合わせてやけにこだわっちゃうんですよね…
あくまで「こんな人もいるんだ〜」程度に思っていただければ。
捨て寸以上の大きめサイズを選ぶ理由
② インソールを入れたいから
スタイルを良く見せたい場合、スニーカーに厚めのインソールを入れる方法がありますよね。
それを理由に大きめサイズにしている人も多いんですよね。



販売員の頃はスタイルを良く見せるために僕も良くやってました
しかし、スニーカーによって向き不向きがあるので注意。
例えばスタンスミスは深さがない靴なので、薄いインソールならまだしも厚めのインソールは向きません。
逆にNIKEのAir Force 1のような形だと少し高めのインソールを入れてもキレイな形を維持したままインソールを入れられます。
捨て寸以上の大きめサイズを選ぶ理由
③ 流行ファッションの影響
ここ数年で完全に定着したオーバーサイズファッション。
そしてその傾向からスニーカー自体にボリュームをもたせたデザインも主流になりました。



一時期バレンシアガが一世風靡してましたよね!
その影響もあって、足元を大きく見せるためにわざとサイズを上げて履く人も増加しました。
というように、トレンドファッションに敏感なユーザーはサイズ選びでオシャレを楽しんでいることも多いですよね。
捨て寸以上の大きめサイズを選ぶ理由
④ ブランド(メーカー)の特色に合わせて
ブランド(メーカー)によってもサイズ感の違いがあります。
例えば、
NIKE / New Balance
捨て寸を考慮してサイズを選べばちょうど良く履けると言われています。
adidas / PUMA
コンパクトなモデルが多いので、捨て寸以上に余白を持たせる人が多いと言われています。
こんな感じ。
実際、僕もadidasのスタンスミスはコンパクトな作りなので、見た目のバランス調整も含めてかなり大きめ(足の実寸 + 2.5cm)で履いています。


このようにブランド(メーカー)傾向によってもサイズ選びは変わってくることもあります。
スニーカーのサイズ選びは奥深い…


スニーカーのサイズ選びって本当に奥深いですよね。
基本的なスニーカーサイズの選び方は1つですが、自分に中である程度好みが確立されたり、流行によってサイズ選びの幅はかなり広いのが伝わったかと思います。
色々試して自分なりのベストを見つけてみてください。
本記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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