レディースブランド|商品管理(ランナー)の仕事内容は?109系で働いた僕がキャリアアップ方法も紹介します。

[chat face=”komatta_man2-1.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]商品管理って何?仕事は具体的にはどういうことをするんだろう。商品管理になったとして、その先はどうにキャリアアップしていくのかな?[/chat]

こんな疑問に答えます。

[jin_icon_check color=”#2584c6″ size=”30px”]この記事のポイント

◾レディースブランドに1人だけ居る男の人のほとんどは商品管理

◾商品管理は店舗スタッフを支える裏方がメインの仕事

◾力仕事や体力が必要な仕事

◾商品管理は本社へ上がりやすい

◾社内恋愛にはとても厳しい!

重要:今より給与UP・キャリアアップする仕事の見つけ方とは?

※ただし、アパレル企業によって「商品管理」の位置づけが多少異なる場合があります。

本記事では、ヤングレディースファッション(109系)店舗での「商品管理」を定義として紹介致します。

[chat face=”IMG_7220-e1569951470246.jpg” name=”ほりむ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ぼくが経験した、どこよりもリアルな仕事現場を紹介しますね![/chat]

ではいきましょう!

[jin_icon_check color=”#2584c6″ size=”30px”]筆者の経歴

[アパレル歴11年]

◾レディースブランド時代
「商品管理・DB・営業」を経験

◾メンズブランド時代
「販売・店長」を経験
(ヤングブランド・ラグジュアリ―ブランド含む)

目次

そもそも商品管理とは?

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商品管理

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レディースブランドなのに店舗に1人だけ居る男性。

レジをしたり、在庫を持ってウロウロしていたりしますよね。それが商品管理です。

商品管理が居る店舗というのは、

・店舗が大きい
・かなりの繁盛店

という傾向があり、募集自体が少ない職業なので多くのブランドを選ぶことはできません。

それでも、求人を見つけたら飛びついてでもやってみて欲しい仕事です。

というのも、あまり知られていないのですが

・本社へ上がりやすい
(キャリアアップしやすい)

というメリットがあるからです。

本社へ上がればさらに仕事の幅も広がりますし、大幅に給与UPも目指せます

[chat face=”IMG_7220-e1569951470246.jpg” name=”ほりむ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]実際にぼくは23歳で本社に上がり、手取り30万でDB・と営業の仕事をしていました。[/chat]

アパレルで働きたいけど、将来性が心配な人には特におすすめな仕事なんですよ!

商品管理の基本的な仕事内容

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商品管理の仕事内容

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商品管理は裏方の仕事がメインです。

頭も使うし、体も使うことが多くなります。

・入荷、出荷
・ストック整理
・商品の品出し
・棚卸し作業
・イベントなどのヘルプ

上記がおおまかな「商品管理」の仕事内容です。

お店を円滑に営業する為にとても大切な仕事でもあります。

初めて知る人の為に詳しく解説していきます。

入荷作業(納品)

商品管理は出勤したらまず第一に「入荷作業」をやることになるでしょう。

前日に売れた商品が入ってきたり、他店舗からのフォロー商品が入ってきたりと色々です。

セール時期や、年末年始はえげつない量をさばくことになりますが、やりきった時の達成感とやりがいは他の仕事ではなかなか味わえない感覚です。

早く商品を覚えて、出し漏れ(在庫があるのに商品が店頭に出ていない状態)にならないように徹底できると早い段階でみんなにも認められます。

出荷作業(店間・返品)

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返品作業

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本社からの指示で系列店舗に出荷したり返品したりします。

こちらもセール後や、年末年始の大量納品後の過剰在庫を倉庫へ返す時は結構大変ですが、自分の縄張りのストックがスッキリすると嬉しいものですよ!

店舗数が多いブランドで働く場合は、発送先を間違えることが多いので注意ポイント。

ストック整理

ストック整理は、自分だけがわかればいいワケではありません。

もちろん商品管理が休みの日は、女性スタッフが代わりに作業をします。

常に誰が見てもわかりやすいようにストックを整理し、女性でも取れるような位置にストックする必要があるんです。

自分が居ない日の気遣いは、女性スタッフから信頼を得るポイントです。

商品の品出し

新作が入荷した際は店長や担当スタッフに報告し、指示を煽ります。

会社によっては指示書が送られてくるところもあり、それを見て作業する形になります。

また、ストックが店舗とかなり離れている場所にある場合は、いったりきたりを重ねるので体力を使います。

頭を使ってどれだけ回数を少なく済ませられるようにできるかがポイントです。

[chat face=”IMG_7220-e1569951470246.jpg” name=”ほりむ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ぼくはこれで夏めちゃくちゃ痩せました。[/chat]

棚卸し作業

販売の仕事をしたことがある人ならわかると思いますが、月に1度、棚卸しといって全体の在庫を全て数えてデータとすり合わせる作業があります。

会社によっては業者に頼んでいるところもあるので楽ですが、自分たちでやるとなるとかなり大変。

データが合わなかった場合は「差異チェック」と言って誤差がなぜ起きたのかをデータを見ながら追求し、本社へ提出します。

日々の徹底的な在庫管理をすることがポイントです。(とはいえ盗難などもよくあるので完璧に追求するのは厳しいものもあります)

イベント・他店舗ヘルプ

アパレルブランドでよくあるのが

・モデル来店イベント
・コラボ商品イベント
・新店舗OPEN

などの様々なイベント行事。

会社によっては全くない場合もあります。

ぼくのいたブランドはよくイベントを打ったり、続々と新店舗OPENのラッシュだったので、セッティングから入って、商品管理の仕事以外の事も任されていました。

[chat face=”IMG_7220-e1569951470246.jpg” name=”ほりむ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]全国16店舗を回れて楽しかったですね![/chat]

そういう時は女性スタッフ達が販売に集中できるよう「フォローする」目線でいることが大切です。

商品管理から先のキャリアアップの仕方

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今から始める副業

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ここからは商品管理になった後、具体的にどうキャリアアップしていくのかを紹介します。

①本社へ異動し、新たな経験を積む
②経験を武器にさらに好条件へ転職

ぼくの経験も含めて紹介します。

①本社へ異動し、新たな経験を積む

ぼくもそうですが、商品管理はそのまま本社へキャリアアップがしやすいんです。

なぜなら「スタッフのこと、店舗全体のこと、在庫の流れ」など、現場を良く把握しているから。

ちなみに商品管理から本社に上がると、まずは以下のような仕事に就くことが多いでしょう。

・DB(ディストリビューター)
出来上がった商品在庫を、店舗の売上ごとに適切な量へ振り分けたり、店舗に出荷の指示を出す仕事

・営業
店舗との信頼関係が大切。売上をどう上げるか、店舗状況はどうかなど、細かく分析し、各店の店長達と強力して売上改善をしていく。また、店舗が入っている館(ルミネ・パルコなど)のフロア担当の人と施策の話やイベントの実施、売上改善など様々なやりとりをする仕事

・卸(おろし)
自ブランドの商品を置いてくれる会社様と、どれくらい欲しいのか、いつ商品が出来上がるのか、打ち出しはどれか、などのやりとりをする仕事

もちろん別の仕事を任される可能性もありますが、本社へ上がったタイミングで給与UPはほぼ間違いありません。

[chat face=”IMG_7220-e1569951470246.jpg” name=”ほりむ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ぼくは商品管理になって1年も立たなかったくらいで本社へ上がり、DBと営業を担当しました。[/chat]

店頭でせかせか体を動かしていた頃から比べると、ほぼ1日中椅子に座ってPCをカタカタする仕事に初めは慣れませんでしたね。

ただ、本社へ上がっての仕事は責任感とブランドをしっかり動かしている感覚があり、とても良い経験になりました。

②経験を武器にさらに好条件へ転職

商品管理を経験し、まずは本社へ異動することを目指します。

順調に商品管理から本社へ異動する為には、元々面接の時点で将来的に本社で働きたいと伝えることが大切です。

商品管理の経験だけで転職より、本社経験もありの方が次の職場で圧倒的に給与面や自分ができることが変わってくるからです。

[chat face=”IMG_7220-e1569951470246.jpg” name=”ほりむ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ぼくは商品管理から本社へ上がり、DB・営業を経験したのち、さらなる好環境へ転職しました。[/chat]

せっかく本社へ上がったのに転職した理由は、2年経ち、それ以上のキャリアアップが見えなかったからです。

手っ取り早く自分のキャリアをUPさせるには、自分のスキルを求めてくれる企業への転職の方が圧倒的に早い

自分の今居る環境で上を目指すと、元々上に居る人がなかなか動こうとしないじゃないですか。

商品管理は、本社へ上がった後も自分次第でどうにでもキャリアアップできますよ。

アパレル店舗の「商品管理」を経験して良かったこと

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商品管理の仕事ー店頭だし

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・アパレル関係の人脈がかなり広がった
・出世により道が広がった

アパレル関係の人脈が広がった

・他店舗のスタッフとの交流
・本社の人達との交流
・展示会や他県店舗との交流

アパレルの人脈は広げておくと、あとから別の仕事に繋がったり単純に仲の良い友達もできます。

場合によっては彼女もできちゃいます。(社内恋愛は殺されます)

知り合いが増えていった結果、普段は行けない場所に行けたりもします。

・ブランドのファミリーセール
・ブランドの展示会
・紹介で転職も可能

他にも、モデルや有名人と繋がれたりもよくありますよ!

[chat face=”IMG_7220-e1569951470246.jpg” name=”ほりむ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ミーハーではないですが、大好きな女優さんと一緒にお酒を飲めたのは人脈のおかげでしたね。[/chat]

キャリアアップにより道が広がった

・本社に上がれた
・給料がぐっと上がった
・在庫データを管理する仕事も経験できた(DB)

商品管理は店舗で入荷・出荷・管理をしますが、DBは会社全体在庫から各店舗に振り分け、データを見て店舗ごとの在庫調整をする人です。

店舗の商品管理の直属の上司・・といったところでしょうか。

在庫を保管・管理してくれている大きな倉庫に視察へ行ったり、全国の店舗とのやりとりが増えたりして楽しかったですね。

なにより給与がぐっと上がったのが嬉しかったです。

アパレル店舗の「商品管理」を経験してしんどかったこと

しんどかったことは細かくいえば色々とありますが、商品管理としてのしんどかったことはただ1つです。

・年末年始の納品・返品がえぐい

これに限ります。

・1日の納品で大きいダンボールが100箱とかざら
・ストックに入り切らなくてもどうにかしないといけない

年末年始は売れ筋商品と売れ残ってた商品もえぐい量がきます。会社としても消化したいので仕方ないのですがえぐいです。

しかも倉庫の広さに対して入り切らない量がきても、他店舗も同じ状況なので放置はできません。

その場の状況に合った対策を考えます。

商品管理で働く際の注意点はただ1つ

[jin_icon_check color=”#e9546b” size=”20px”]社内恋愛禁止

商品管理で働く際の注意点はほぼこれのみといっても過言ではありません。

商品管理(男1人)に対して女性スタッフ10人とかなので、なにかが起こってもおかしくはないのですが、店舗運営が崩れてしまうので禁止です。

会社によっては面接時にめちゃくちゃ言われます。

「社内恋愛禁止です」
「ちなみに社内恋愛は禁止です」
「最後になりましたが、社内恋愛は禁止なので宜しくお願いします。」

[chat face=”IMG_7220-e1569951470246.jpg” name=”ほりむ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]面接で3回言われたことあります。(まじです)[/chat]

色々な気持ちが出てきてしまうのは仕方のないことですが、仕事として徹底するべきですね。もちろん他店舗さんとの恋愛は可能です。

商品管理に向いている人・向いていない人

商品管理はストックを見ればすぐに性格がわかると言っても過言ではありません。

それくらい性格が現れやすい仕事であり、性格によっては向いていますし、向いていない性格もあります。

[box05 title=”商品管理に向いている人”]

・基本的にキレイ好き
・臨機応変で頭の回転が早い人
・記憶力いい人
・体力に自信があり体を動かすのが好きな人
・感情が上下しない人

[/box05]

ストックを誰にでもわかるように常に出来るだけキレイに出来る人は女性スタッフから好かれます。また、急に何か頼まれたり作業も並行して行うことが多いため、記憶力が高いとベスト。

店舗とストックが遠い可能性もあるので体力があり、女性社会の中でもイライラせず感情が上下しない人は商品管理に向いています。

自分で言うのもなんですが、ぼくが結構このタイプ。

次に向いていない人を紹介します。

[box05 title=”商品管理に向いていない人”]

・基本的に面倒くさがりな人
・すぐイライラする人
・「スタッフの為に」と思えない人
・色々と忘れっぽい人
・女性の気持ちをわかろうとしない人

[/box05]

基本的に商品管理は裏方・雑用なので、なにごとも「スタッフの為に」と思えなければイライラして嫌になってしまうかもしれません。

完全に女性社会の中の孤島なので協調性が大切です。女性の気持ちをわかろうとできなければ人間関係がうまくいかなくなるでしょう。

細かい作業も多いので、あまりに忘れっぽい人はあまり向いていません。

とはいえ、実際やってみないとわからないので、やりたい仕事ならばやってみるに限ります。

魅力的な商品管理の仕事を見つける方法

介護転職エージェント

商品管理の仕事は、大きめの店舗か、かなりの繁盛店でないと需要がありません。

本社へも上がりやすく、転職もしやすいおすすめの仕事なのですが、そもそも募集がなければできませんよね。

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この記事を書いた人

アパレル11年>清掃業に転職したウラタです。ドメブラ大好き。ブログでは優秀な定番アイテムを紹介したり、アパレルと清掃業の仕事、暮らしについても発信しています。

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